郷土文化館TOP >>
施設案内 >> 国立市古民家 >>
施設のご案内 |
|
|
|
施設のご案内
■1.古民家の概要
この古民家は、江戸時代から使われていた農家を移築し、復元したものです。もとは、甲州街道沿いの青柳村(現国立市青柳)に建てられていたもので、当時としては典型的な家屋でした。江戸時代後期に建築されたものと思われます。
昭和60年10月に、所有者である柳澤勇一郎さんから国立市に寄贈を受け、それを機に古民家の復元事業がはじまりました。平成3年3月に城山公園の南側の田園地帯に移築し、建築当初の姿を復元しました。同年10月には国立市文化財に指定され、一般に公開されるようになりました。
復元工事にあたっては、当時の様子をなるべく忠実に再現しました。木材も、もともと使われていた赤松・栗・欅・檜などをできる限り使用しました。屋根は茅で葺き、壁は竹を組んだ木舞に泥土を塗込む伝統的な方法を用いました。それぞれの工程が何人もの職人の手で進められ、茅葺き・入母屋造りの民家がよみがえったのです。
|
|
 |
■2.間取りと使われ方
旧柳澤家は、建築されてから昭和56年に使われなくなるまでに、4回改築された痕跡があります。時代の流れと家族構成の変化に応じて、家を改造してきたことが分かります。
明治時代以降、養蚕が盛んになると、土間はもちろん、座敷・アガリハナまでも作業場となり、小屋裏では蚕を飼育するようになりました。また柳澤家は屋号を「たくあん屋」といい、明治から昭和初期にかけては養蚕とともに漬物業も営んでいました。
(右図:古民家平面図)
|
|
■3.庭の再現
古民家のまわりには、当時の農家の様子が分かるように、さまざまな樹木が植えてあります。茶の木の生け垣を周囲にめぐらし、屋敷の南側には風よけと日よけのために白樫の高垣(カシグネ)を設けました。鬼門(北東)の方角には、魔よけのための槐の木を植えています。また、つるべ井戸もつくり、昔からの農家の庭を再現しました。
(右図:古民家配置図)
|
|
 |
■4.復元の足跡
昭和60年10月 柳澤勇一郎氏から国立市に寄贈を受ける
昭和60年11月 解体工事に着手する
平成 2年11月 古民家移築復元工事に着手する
平成 3年 3月 復元工事が完了する
平成 3年10月16日 国立市古民家として一般公開する
平成 3年10月22日 国立市文化財の指定を受ける

|
|