常設展示

 常設展示室及びエントランスホールにおいての展示は、「過去・現在・未来を結ぶ―多摩川が育んだ段丘(ハケ)とともに生きる私たち―」というテーマのもと、資料や解説によって、国立市域について概観しています。構成は以下の6つのゾーンに分けられています。※展示内容は変更することがあります。

館内俯瞰図

A:自然ゾーン(エントランスホール)

 「国立の自然」をテーマに、1階エントランスホールにおいて、実物資料と映像、模型を使用して構成しています。内容は国立の四季の風景映像、矢川の模型、遺跡からの出土遺物などで、展示全体の導入的な要素をもちます。

ハケの緑を感じるため、開放的なエントランス

ハケの緑を感じるため、開放的なエントランス

床に設置された矢川の模型

床に設置された矢川の模型

B:ハケゾーン

 「ハケが育んだ国立の歴史」をテーマに、多摩川・武蔵野台地・河岸段丘・湧水・動植物などを貝の化石といった実物資料とともに、マルチビジョンや写真、イラストを使用して構成し、展示・解説しています。

土層を見ることでハケがわかる!

土層を見ることでハケがわかる!

国立の通史がわかるマルチビジョン

国立の通史がわかるマルチビジョン

C:歴史ゾーン

 このゾーンは旧石器時代から近世・近代までを扱っています。そのため、テーマは「原始・古代の国立」「中世の国立」「近世以降の国立」の3つに分かれています。

1.「原始・古代の国立」

旧石器時代から奈良・平安時代までを市内各所で確認された遺跡の出土遺物や遺構の写真、模型などを中心に展示・解説しています。

 南養寺遺跡出土の土器が並ぶ

南養寺遺跡出土の土器が並ぶ

 「顔面把手付土器」 (国立市指定文化財)

「顔面把手付土器」
(国立市指定文化財)

2.「中世の国立」

「武士と動乱の時代」「生活と文化」の2項目に分け、谷保の城山・谷保天満宮・南養寺について、板碑(実物資料)や写真などを使用して展示・解説しています。
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「板碑(いたび)拡大図」

「板碑(いたび)拡大図」

3.「近世以降の国立」

江戸時代から明治時代までを、「江戸時代の村とくらし」「文化活動と近代への歩み」の2項目に分け、古文書や農工具といった民俗資料、甲州街道模型、仏像の木型、写真などを使用して展示・解説しています。
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 「甲州街道模型」

「甲州街道模型」

D:くらしゾーン

「人と人とのつながり」をテーマに、「ムラの行事」と「イエの行事」の2項目に分けています。ku1

1.「ムラの行事」

 「祭り」と「講」を扱っています。谷保天満宮の祭礼に使用される獅子頭(練習用)や天狗面、大万燈の手隠し、青柳稲荷神社の幟旗、念仏講の鉦と数珠などを展示・解説しています。

 歴史ある獅子頭。間近でみると圧巻

歴史ある獅子頭。間近でみると圧巻

2.「イエの行事」

 冠婚葬祭を扱っており、婚礼用具や講中膳椀などを展示・解説しています。ku3

E:都市ゾーン

 「新しいまちづくり」をテーマに、国立の近現代の教育とまちづくりについて扱います。寺子屋から始まる教育の歩みや国立開発、文教地区に指定されるまでの歴史などを展示・解説しています。
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 分譲が始まったころの国立駅周辺。ほとんどがまだ雑木林

分譲が始まったころの国立駅周辺。ほとんどがまだ雑木林

F:屋外展示

 屋外の歴史庭園に、南養寺遺跡から発見された縄文時代中期末の柄鏡形敷石住居跡を復元展示しています。
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