いまにも雨が降り出しそうな天気の中、ハグロトンボの幼虫の生息調査を行いました!
エリアを区切って、各エリアごとに調査します。


ハグロトンボの幼虫は、水草のあたりを網でガシガシすると見つかります。
見つかった幼虫は、サイズを測ってからまた見つかった場所に戻しました。

細長い体と脚がハグロトンボの幼虫の特徴です。

府中用水は、9月中旬から翌年の5月中旬まで水門が閉じられ、水が枯れてしまいます。
しかし、今回の調査でハケからの湧水が流れ込んでいる場所では、
取水が無い間もハグロトンボの幼虫が生息していることがわかりました。
この後、水門が開かれて多摩川からの取水がはじまると、
多摩川の方からも幼虫たちが入ってくるかもしれません。

  <ハグロトンボの幼虫生息分布>

5月15日(府中用水開門前)、上流ではほとんど見られませんでした。
下流のほうでは、たくさんのヤゴが確認できました。