打楽器にまつわる2つの大きな催し物

3月に、打楽器にまつわる催し物が相次いで開かれます。

ひとつめは3月29日(水)19時開演、国立音楽大学との協働による
「くにたちデビューコンサートVol.05 国立音楽大学打楽器専攻生による打楽器アンサンブルの世界」

オアシス2・3月号の巻頭特集をお読みいただいた方も多いかと思います。
「高校までは吹奏楽部などで数名しかいないパーカッション、大学に入り初めて大勢で演奏できた!」という喜び、自分たちで楽器そのものをつくったり(しかもホームセンターで材料を買って!)、同じ大学の作曲科の学生が作った曲を存分に話し合いながら仕上げていく様子などが活き活きと感じられました。
演奏楽曲もお客様方に心から楽しんでいただきたい!打楽器の魅力をきちんと表現したい!との気持ちを伝えるために選んだよりすぐりの楽曲が並んでいます。

ふたつめは3月31日(金)から4月2日(日)までの3日間行われる、
「inc. percussion days 2017 @くにたち市民芸術小ホール」

 

世界的打楽器奏者の加藤訓子(くにこ)さんが、本気でプロ・アーティストを目指す奏者たちを支援・育成するプロジェクトです。3日間に7つの演奏会、映像による鑑賞、ちびっこも大歓迎!の無料で楽器に触れられるコーナーなど盛りだくさん。まさに「打楽器フェスティバル」の様相です。最終日の夕刻には加藤さんの演奏会(元演出・宮城聰)で大団円を迎えます。

なぜ、芸術小ホールで打楽器?と思われるかもしれません。
実は、打楽器の演奏会を開くためには、打楽器独特の「苦労」があるのです。
楽器の数が多い、重たい。練習場所が容易に見つからない。搬出入の段取りが大変。人の手がたくさん必要。そんなあれこれを乗り越えようやく開催される演奏会。音楽の魅力・喜びはもちろん、「生きるチカラ」をなぜか大きく実感させられるのは、こんなところに秘密があるのかもしれません。
芸術小ホールはその名のとおり小さなホールですが、だからこそそうした事情にできるかぎり細かく応え、機能・機構やスタッフの力を集結し、これらの事業に取り組んでいます。

いずれも、ふっと思いついてお立ち寄りいただけます。けれど、来て観て聴いてびっくり!!されること間違いありません。まだまだ多くの可能性を秘めた、知られざる打楽器の世界にぜひ触れてみてください。